女性の「ほんとうの強さ」
「強さ」と聞いてどんなイメージがありますか?
「強さ」を嫌がる女性は
多いと感じていますが
あなたはどうでしょうか?
先日も「子供のままでいたい」
「お姫様でいたい」という声を聞きました
子供が大人に成長したら
お姫様が女王になったら
別の言い方をするなら
「守ってもらえる弱い存在」から
「自分で自分を守れる強い存在」になったら
どうなってしまうのでしょう?
昭和の時代は
なんでも言いなりになる「意思」を持たない
女性の方が都合がよくて
「従うのがアッパレな女性」みたいな
価値観の中を私たちは生きてきました
または、そう信じているお母さんに
育てられてきた方も多いかと思います
女性には力がなくて
男性に守ってもらわないと
生きていけない存在と思わされていたけれど
ほんとうにそうでしょうか?
そのままに信じているなら
守ってもらえるように 助けてもらえるように
愛してもらえるように
女性の「本来の強さ」を押し隠して
「弱い存在」でいようとしますね
男性の下に入って 小さくなって
我慢して生きることになります
そこに「満たされなさ」や「不満」
「悲しみ」「怒り」が生まれます
私は女性の持つ「強さ」は
「しなやかさ」と感じています
ほんとうの強さは「しなやか」であること
「柔軟性」「弾力」だと思っているんです
女性の身体は「しなやか」です
赤ちゃんをお腹で育て 産み出して
大きく拡がったものが 元に戻って
更に丈夫になります
形が変わっても 傷付いても
元に戻す力が全ての「女性」の内にあるんです
この「しなやかな強さ」が
私は女性の最大の魅力だと感じています
だから「強さ」を悪いものとして否定して
隠すのは勿体ないです
女性の「強さ」を悪いものと捉えている方は
「強さ」を何かを破壊するものと
思っているのかもしれません
「暴力」「ヒステリー」「キレる」
「わがまま」などでしょうか?
これらは「怒り」の抑圧があるときの
「反応」です
幼い時の傷付いた自分を守るための
反応であって「強さ」ではないんです
ほんとうの「しなやかな強さ」を
引き出すためには
幼い傷付いた自分を「自分が助けられる」と
「わかる」必要があるんです
誰かに「守ってもらわなきゃ」
「幸せにしてもらわなきゃ」
「愛してもらわないと」から
それは「自分でできる」を
体験から知ることです
そして「自分でするを覚悟する」こと
誰かに助けてもらったり
守ってもらったりしなくても
「私が私を助け守り幸せにします」と
「覚悟する」
この静かで厳かで凛とした美しいエネルギーは
全ての女性に備わっていますよ♡
女性は誰でも自分の内側に宿った小さな命を
自分の命と引き換えになったとしても
なんとしても産み出す「覚悟」が
できる「性」ですから
まず女性が「しなやかな強さ」を取り戻して
その「弾力」「受容力」で
傷付いた男性を癒していきましょう
すると男性の持つ「深くぶれない強さ」で
助けられ 守られ 愛されるを知ります
自分の内側で育てたものが
外側の男性から返って来るんです
破壊するほどの「痛み」を
しなやかな「強さ」にかえて
女性が成熟していきましょう♪
愛を込めて♡
糸田 縁(ゆかり)
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内なる女神に繋げるセラピスト
埼玉県在住。料理教室を主催しながらセラピスト活動をしている。幼い頃父を亡くす。「女とはかくあるべき」という呪縛から自分自身を解放した経験を踏まえ、女性たちが本当に自分らしく生きるためのサポートをしている。 趣味は料理と食べること。