女性であることが疎ましい・・
こんにちは。千恵子です。
最近、めっきり寒くなり、やっと12月らしく
なってきました。
やっぱり季節はその季節らしいのがいいですね。
とはいえ、毎朝布団から出るのが大変に
なってきました。これも年間ルーティンですね・・
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先日、美容師さん(男性)に
「えっ!そうなんですか?!」と
驚かれましたが(私は驚かれたことに驚いた💦)
女性なら、多くの方が「そうそう」と共感すること・・
女性性を楽しめない
もしくは
女性らしくすること(綺麗になったり可愛くなったりすること)
に嫌悪感や罪悪感をもっている
あなたはいかがでしょうか?
私もそうでしたし、私の周りの方やクライアントさんにも
この感覚がある人は少なからずいらっしゃいます。
もちろん、女子ならほぼみんな
「可愛くなりたい」「綺麗になりたい」
という気持ちは持っていると思います。
(それすら、ない!と蓋をする場合もありますが・・)
でも、いざ
レースや花柄などの、女性らしいデザインの服や
赤やピンク、黄色といった鮮やかな色の服を
着ようと思っても
なかなか勇気がでなかったり。
メイクもつい適当になりがちで
40歳過ぎても
「メイクの仕方がよく分からない」(←意外と多いです)
「ファンデーションと眉を書くだけ」
とかになっていたり・・。
自分の中の女性の部分を外に出すことに
躊躇がある。
女性であることが疎ましい。
いっそ男に生まれたかった。
こんな感覚を持っている方は
結構いらっしゃるのではないでしょうか。
私の場合ですが
小学校高学年の頃から生理がきて
胸が大きくなり始め、そのことで
同級生(特に女子)にからかわれたりしました。
今の時代は違うのでしょうが
この頃のクラスの中では
「誰がブラジャーをつけてるか問題」が
結構大きな話題でした(^^;
ブラジャーをつけていなければいないで
体操着から胸が透けそうで恥ずかしいし
つけていれば、背中からブラのゴムをバチンと
引っ張られてからかわれ
いずれにしても恥ずかしいんです・・
家でも、母からは
「こんなに早く生理になるなんて、マセてる」
「胸が大きい女はバカだって、昔から決まってる」など
謎の非難を浴びることもありました。
おそらく、逆に胸が小さいことでからかわれたり
生理がなかなか来ないことで
コンプレックスを感じた方もいらっしゃると思います。
それ以外にも、痴漢にあったとか
周りの男性から、変な目でみられたりとか・・
女性には、男性が知らないところで
「女であるが故に味わう苦痛」が
子供の頃からいくつもあります。
そうでなくても、女性は男性よりも
「可愛い子」「そうでない子」と
かなり幼い頃から外見でジャッジされることが多いです(泣)
うちは、弟がとても可愛い顔をしていたので
親戚中から「可愛い、可愛い」と言われていました。
それを横で聞いている6歳の私は
心の中で持っていたアイドル歌手になる夢を
ひっそりと諦めました・・。
また、やはり小学校高学年の時
「クラスで1番ブス」と影で言われて
笑われていました。
「そうでない子」側に仕分けられた女の子は
「私は可愛くないから、可愛いことを
頑張らない方がいい。」
と思います。
そのかわり、勉強とか運動とか習い事とか
他のことで周りに認められようと努力します。
そうやって一生懸命
可愛さではないところで勝負して
なんとか認められるようになってきた頃
高校生とか大学生になったあたりで
とても可愛くて、女の子らしさを前面に出して
楽しんでいる人、異性にモテている人を
発見してしまいます。
「○○ちゃんは可愛いね~」と言いつつも
「それに比べて私なんて・・」
「人は外見じゃない、中身だよ」
「あの人は男に媚びを売ってる」
「男の前と女の前だと態度が全然違う」
「女を武器にしてる」
なんて、胸の中に黒いものがモヤモヤと沸いてきて
「こんなことを思う私って、やっぱり醜い!」
と自己嫌悪の道を歩きだしてしまいます。
女性に生まれたために、傷付くことが
いっぱいあって。
もう傷つきたくないから、自分の女性性を隠したり
憎んだりしながら生きて行くしかなくて。
でも、
そうやって変えることができない
アイデンティティである
自分の「性」を受け入れられないのは
自分自身を疎んじているのと同じなんですよね。
それでは、あなたが可哀想過ぎませんか?
私は今ある先生のところで
メイクを習っているのですが
アイラインを引く場所とか、コンシーラーを少し足すとか
本当に些細なことで、顔が明るくなったり
可愛くなったり綺麗になったりします。
色んな方のbefore、afterの写真を拝見するにつけ
どんな人の中にも「美」はあるんだなあと
つくづく思います。
メイクやファッションは、その人が本来持っている
美しさを外に引き出してくれる道具です。
そして、引き出された時の顔の方が
素敵な笑顔なんです。
自分の中にある美しさがあることを
受け入れて、それを表現することを
自分に許すだけで、見える世界が変わります。
「女性性を表現すること」に対して
嫌悪感や、罪悪感、躊躇を持つお気持ち
ほんとう~っによく分かります。
でも、それは過去に傷ついたあなたの
残像にしか過ぎません。
自分に、女性としての美しさがあることを
そろそろ許してあげませんか。
生きてる人に命があるように
どんな女性にも美しさがあります。
あなたが、自分を表現する第一歩を
踏み出すことができますように✨
応援しています。

魂の声に繋げるセラピスト
栃木県在住。45歳で離婚を経験する。会社で管理職として働きながらも、人の癒やしに貢献したいという魂からの願いに揺さぶられ、セラピストになる。それぞれが自分のやりたいことに繋がって、納得した人生を生きられるように導く。趣味はフラメンコ。
メルマガ 『魂からの願いを実現する方法』