『奇跡の脳』私たちはいったい何者か？

2023年5月18日命, 今ここにある

泉谷陽子

こんにちは
陽子です

今日は本をご紹介したいと思います♪

脳科学者の本なのですが
その内容がなんとも「今ここのワンネス」体験談なのです

『奇跡の脳』
著：ジル・ボルト・テイラー

Amazon販売ページ

本の紹介文より↓

　脳科学者である「わたし」の脳が壊れてしまった――。
　ハーバード大学で脳神経科学の専門家として活躍していた彼女は37歳のある日、
　脳卒中に襲われる。
　幸い一命は取りとめたが脳の機能は著しく損傷、言語中枢や運動感覚にも大きな影響が……。
　以後8年に及ぶリハビリを経て復活を遂げた彼女は科学者として脳に何を発見し、
　どんな新たな気づきに到ったのか。驚異と感動のメモワール。

ジルさんは脳科学者であり
とてもユーモアがある方です

脳卒中に倒れながらも悲壮になるのではなく
その経過を詳しく　そしてユーモラスに
記録に残しておられます

もともと出来事の観察者である性質を
持っておられたんだなと思います

1996年　ジルさんの左脳の血管が破裂しました

左脳の機能が壊れた時
右脳だけの世界を体験されました

それがいかに『今』と繋がった
ワンネスと調和に溢れた至福だったか・・

左脳のお喋りがないとき
この至福がある

ならば
意識的に左脳から右脳へと寄る事ができたなら

誰しもが生きていてこの天国を体験することができる！

そのことを伝えたい一心で8年間　何度も手術をされて
言葉が話せるまでに復活されたのです

並大抵の苦労ではなかったと思います

情熱と愛の溢れる女性です

TEDにも出ておられます↓

右脳の世界がどんな体験だったのか
ぜひ動画を見てください

ジルさんのエネルギーから伝わってきますよ

 https://www.ted.com/talks/jill_bolte_taylor_my_stroke_of_insight/transcript?language=ja

～動画のジルさんの言葉より引用～

　さて私たちは一体何者なんでしょう？
　私たちは器用に動く手と、２つの認識的な心を備えた宇宙の生命力です。
　そして私たちはこの世界の中で、どんな人間でいたいのか、どのようにありたいのか、
　すべての瞬間瞬間において選ぶ力があります。
　今ここで、この瞬間、私は右脳の意識へと寄る事が出来ます。
　そこでは私は宇宙の生命力です。

　私たちがより多くの時間を、脳にある深い内的平安の回路で生きることを選択すれば、
　世界にはもっと平和が広がり、私たちの地球ももっと平和な場所になると信じています。

＊

ジルさんがおっしゃっていることは
わたしが願っていることでもあります

今ここにいることを意図的に選択する力を
わたしたち人間は持っています

争いや恐れ　不安に対処する機能だけではなく
許し　愛する脳があります

意識的にそこに還ってきましょう

人生の最大のピンチが
ワンネスの体験へと導かれるなんて

起きることは
人間の考えを超越していますね

起きることはすべて愛と調和を学ぶための
神（宇宙）の計画

だとしたら
今あなたは　何を学んでおられるのでしょう？

左脳が持つ「正しさ」や「観念」「信念」で
自分が縛られているのだとしたら

手放してワンネスに還るよう宇宙は促すでしょう

でも抑えている感情や気持ちが強いと
左脳の動きが活発になって
緩むことも　手放すこともできません

脳の緊張を緩め
今ここに還ってきましょう

あなたのハートは　
愛と調和を知っています

らぶ

陽子