男性の怒りの下にあるもの
この頃はfloweringセラピー®を受けられる方に
男性の方が増えてきました
嬉しいことです
floweringセラピー®は感じるセラピーなので
男性には少し難しいところも最初はあるようですが
根気強く続けられている方は 深い癒しが起きて
本来の強さや情熱 優しさや愛が滲みでてこられます
先日コースを卒業されたある男性のセッションで
女性との違いを感じることがありました
Aさんは10代でお父さんが不在になり
それ以来 母と妹を支えなければいけないということを
背負う事になります
親戚の女性陣からも「しっかりしなきゃ」と言われ
自分のことをぐっと我慢してしまうことが
癖になってしまったのです
「女性は守らなくてはいけない存在」
働いて疲れている母の姿を見て 自分がなんとかしなきゃと
10代で背負ってしまったのです
その癖は恋愛においても発動します
「彼女を幸せにしなくてはいけない」
と過剰に責任を感じてしまい
幸せにできないかもしれない恐れから
安心して恋愛ができなかったと言います
「幸せにしなくてはいけない」
「守ってあげなくてはいけない」
これは女性にはあまりない感覚です
本当は女性に怒りたいことがあるのに
男が女に怒るなんてできない・・
そう思って耐えてしまうのも
男の人の優しさゆえなのでしょう
幼い頃から 男性には父性の種のようなものがあるんだなと
セッションをして感じました
女性にぶつけられない怒りは
自分に向かう事になります
「こんな自分はダメなんだ」
「もっと正しくなければ!」
そんな風に男性は自分を追い込んでしまいます
男性の怒りの下には
女性にはわからない痛みがあるようです
セッションでは Aさんがある出来事をきっかけに
女性への怒りが浮上していたので 解放できるよう誘導していきました
最初は躊躇っておられましたが だんだんうまくいくようになり
パワーがでてきました!
怒りが出ていくと 身体が軽くなっていったようです
怒りを抑えている時はわかりませんが
解放されると身体が楽になって 呼吸がしやすくなります
「こんなに抑えていたんですね」 と身体感覚から驚かれる方も多いです
お母さんを笑顔にしたくてもできなくて
苦しんでいた少年のAくんが
自由になって喜んでいるようだと教えてくれました
ここからは明るい気持ちで恋愛ができますね!
幼い頃お父さんが不機嫌だった
いつも怒っていて怖かった
そう感じている女性は多いです
なぜ怒っているの? 私のせい?
幼い子供は不安になりますよね
父の怒りの下に
どんな葛藤や苦悩があったのかを想像できるようになるのは
自分が人生経験をだいぶ積んでからになるでしょう・・
女性は男性に 幸せにして欲しいと依存してしまい
男性は女性を 幸せにしなきゃと背負いすぎてしまう
一緒にいて自分らしくいられない息苦しさがうまれてしまうのなら
それはいい関係性とは言えません
男であれ まず自分が幸せでいることが大切です
誰かを幸せにしたいのなら
自分をまず幸せにすること
誰かを助けたいのなら
自分を助けること
そして 女性も相手に自分の幸せを依存しない姿勢
この両方があってこそ
男女の関係性も 愛に根差した本当のものになっていきます
男性の方にも ぜひご自身を感じて怒りを解放して
癒される体験をして欲しいです
感じることは怖いことではありません
いつまでもその重荷を背負う必要ないんです
らぶ
陽子
floweringセラピー®協会代表 ツインセラピスト
floweringセラピー®協会代表。21歳年下のパートナー光平とともに、愛に目覚めて生きる事を伝える。離婚、起業という体験で培った、女性の愛の強さを感じるセッションは女性に人気。植物との繋がりも強い。庭づくり『armonica』代表。
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ブログ 『ありのままのあなたで生きる』