愛を生きる 映画『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』
こんにちは
陽子です
音楽への愛を生きる人
ジョアン・カルロス・マルティンスさんの人生をもとにした
映画『マイ・バッハ不屈のピアニスト』がとてもよかったので
ご紹介しますね
これがまさに
エゴがそぎ落とされた『愛』の姿だなと感動します
Amazonのプライムビデオで観られますよ
わたしとピアノについて
少しお話しさせてください
わたしは6歳からピアノを習っていました
当時は「女の子はピアノを習う」みたいな流行りがあったので
それに母がのっただけなんじゃないかと思います
正直 最初はピアノはあまり好きじゃなかったです
というより ピアノの練習のために母が鬼ババみたいな顔をして
隣にいる時間が苦痛でした
遊びに行くのも「ピアノを練習してから!」という
厳しいルールがあったんです
それでも 発表会を聞きに来てくれた祖父に
「ようこのピアノの音が一番よかった」
なんて褒められると嬉しくて 気が付けばずっと続けていました
高校生の時 わたしは1年間オーストラリアに住んでいました
そこで出会ったピアノの先生がとても情緒豊かな女性で
バッハの楽しさを学びました
数学的だけれど 味わいのある旋律
取りつかれたように 毎日何時間もピアノに向かって
バッハを弾いていたんです
ショパンなどはどちらかというと苦手で
とにかくバッハが好き
大学生の4年間もずっと バッハを弾いていたんです
そんな体験があって
この映画『マイ・バッハ不屈のピアニスト』に流れる
バッハの演奏もすごく心惹かれました
実際 映画本編に使用されている音源は
マルティンスさんご本人の演奏だそうです
*
さて 映画の方に戻ります
マルティンスさんは今 83歳でお元気です
音楽家になりたかった父親の願いから ピアノを学ぶことになります
100年に一度の天才児と 10代から脚光を浴びました
輝かしかった彼の人生も 20代半ばころから
翳りがみえてくるのです
怪我や病気 何度もの手術
何度も立ち上がるのに また打ち砕かれる・・
絶望と苦悩
それでもピアノを バッハを 諦められない・・
それは執念に近いものを感じました
彼は 本当に何度も立ち上がります
それなのに天は無常なんです・・
そんな彼が行きついた先。。。
少しネタバレになってしまったかもしれませんが
ぜひ その葛藤 愛の姿を映画でご覧ください
予告編↓
映画では 心に響く言葉がいろいろ出てきます
マルティンスさんが絶望したとき
妻カルメンさんが言う一言が 彼の人生の転機になっています
男性性で突っ走り 周りが見えなくなるエゴを
女性性の愛が緩め 道を見せてくれる
そんな事が起きていたようにもとれました
ピアノを演奏することを断念することにはなったけれど・・
彼の愛を表現できる場はあったのです
映画のエンドロールとともに映る 晩年のマルティンスさんは
とても優しい目をされています
インスタグラムには @maestrojoaocarlosmartins
2020年
開発された「バイオニック・グローブ」を装着して
ピアノを演奏する動画も投稿されています↓
20年以上ぶりに 愛するピアノとの愛を分かち合えることを
心から喜び涙される姿に感動します
20年。。
一体どんな想いでの一曲だったのでしょう
大変な人生だったと思いますが
彼の音楽への愛が
ここまでの道のりを支えてくれたんだんと思うと
うるうるします
愛を生きる姿を見せてもらった
素敵な映画でした
この映画を観て感じられるものが
あなたの中にあります
ぜひ それを育ててください!
わたしたちは諦められない魂なのです
だから こうやって何度でも生まれ変わってきているのです
愛を諦めることは
決してできないようになっているんです
らぶ
陽子
floweringセラピー®協会代表 ツインセラピスト
floweringセラピー®協会代表。21歳年下のパートナー光平とともに、愛に目覚めて生きる事を伝える。離婚、起業という体験で培った、女性の愛の強さを感じるセッションは女性に人気。植物との繋がりも強い。庭づくり『armonica』代表。
ホームページ 『floweringセラピー®』
ブログ 『ありのままのあなたで生きる』