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“良い子じゃないと居てはいけない”の壁

島津 なみ

9月に入って空が高くなって

夜は鈴虫たちの音色が聴こえてきたりして

少しずつ秋らしくなってきましたね〜🍁

 

とはいえ

日中はまだまだ暑い日が続いているので

夏の疲れを感じている方も多いと思いますが

いかがお過ごしでしょうか?

 

今回は

最近、セッションやお悩み相談のテーマが重なったので

介護についてお話させていただきます

 

私の実家でも

父親が数年前に脳梗塞になり

自宅で車椅子生活をしています

 

(現在85歳の父は自宅でリハビリをしながら元気に過ごしています💗)

 

家族が要介護状態になり

自宅で過ごすことになった時

 

・同居している

・料理ができる

・車の運転ができる

・日中連絡が取りやすい

・インターネットが使える

・スマホの操作が慣れている

 

様々な事情から

家族の中に女性の子供が居る場合は

その女性がメインで介護をすることが多いと思いますが

 

日本の場合は

長女もしくは長男のお嫁さんが

キーパーソンとなるケースが圧倒的に多いですね

 

(キーパーソンとは、介護生活をする本人と

社会を繋ぐ役割をメインで担っている人のことです)

 

私の実家でも

大変有難いことに、同居している私の姉が

母と一緒に父の介護をしてくれています😊

 

(お姉ちゃん、いつも本当にありがとう💗)

 

そんなキーパーソンとして

家族の介護をしている方のお悩みで

よく聞くのが

 

「本当は介護が嫌になる時があるんだけど

そんなこと言っても仕方がないし…」

 

「今でも大変なのに

追い打ちをかけるように

次々に問題が起きてくるんですよね…」

 

というようなこと😢

 

 

こんな思いが湧いてくる時

ご本人はもう既に十分頑張っていて

これ以上、1人で頑張るのはしんどくて

 

心の奥底では

 

「私の気持ちを聞いて欲しい!」

「誰が助けて!」

 

と思っているんですよね🥹

 

さて、ここで問題です💡

 

心は

誰に聞いて欲しいのでしょうか?

誰に助けて欲しいのでしょうか?

.

.

.

実は、心は

自分自身に本音を聞いて欲しくて

自分自身に助けて欲しいと思っています🥹

 

そのことに何となく気が付いた時・・・

ここで一つの壁がやって来ます

 

頑張り尽くした時の

自分自身の本音は

 

「もう、こんなことしたくない!」

「もっと自由になりたい!」

 

だったりするのです😅

 

 

ところが、それが

ワガママで自分勝手に思えてしまって

その本音を察知した途端に

 

頭が

 

「ワガママ言っちゃダメ!」

「自分勝手になっちゃダメ!」

 

本音を押し込めてしまうのです😵

 

これは幼い頃から

 

「良い子にしなさい」

「お姉ちゃんなんだからしっかりして」

 

と言われて育った

いわゆる長女気質の方に多くみられる現象で

 

「ワガママを言ってはいけない!」

「人に迷惑をかけてはいけない!」

 

親の顔色や周りの空気を察知して

自分の本音に繋がる前に他者のニーズに応えてきた人

陥ってしまいやすいのですが😢

 

さて

あなたはいかがですか?

 

恐らく、多くの女性が

ドキッとされるのではないでしょうか?

 

かつての私も

長女ではないにも関わらず

 

姉と4歳年が離れていて

家で1人でお留守番をすることが多かったせいか?

長女気質を持っていました

 

母のニーズを押し付けられたり

母のピリピリとした空気を察知して

 

母が怒らないように

人に迷惑をかけないように

 

自分の気持ちを感じる前に

母の求める”良い子の自分”になろうとして

 

いつの間にか

 

「(良い子になり過ぎて)自分の本音が分からない」

「ダメな自分は誰にも見せられない」

 

知らないうちに

自分で自分を苦しい状態に追い込んでいました

 

そんな私でしたが

 

“今この瞬間”に意識を向けて

自分の中にあるどんな自分も

 

良い悪いと判断をしないで

ただ、感じて

深い愛に繋がってしまったら…

 

大人の自分は

良い子でも悪い子でも

どちらでもありませんでした

 

やりたい事は自由にやれますし

やりたくない事はやらなくていいのです

 

やりたくない事をしない機会が増えると

やりたくない事への気持ちも変化していきます

 

これは

介護の問題でも同じです

 

やりたい事はやって

やりたくない事はやらなくていいのです

 

あなたが自分を押し殺してまで

やらなきゃいけない理由はどこにもありません

 

自分に素直になって

自分の辛い気持ちを受け入れて

それを人に伝えていいのです

 

兄弟や親戚や

行政の福祉サービスに頼って

 

(※ご存じない方も多いのですが

日本には”地域包括センター”という

市町村が主体の日常生活で悩みを抱えている方のための

誰でも利用できる相談窓口があります)

 

やりたくない事をやらない体験を

自分で自分にさせてあげましょう♪

 

そのためには

まず最初に

 

ワガママを言う自分を許してあげること

良い子じゃない自分を認めてあげること

何も出来ない自分を抱きしめてあげること

 

介護の問題は

これから益々増えてくると思いますが

 

一番の功労者である

キーパーソンの女性の皆さん!

 

まずは自分自身の気持ちに

正直になって

良い子の殻を破って

 

どんどん他者に頼って

使える公的支援はどんどん使って

自分軸で生きていきましょう♪

 

我が家でも

父の自宅介護が3年目に入ったので

 

父にはデイサービスやショートステイを活用してもらい

母と姉が協力し合って

無理しない介護生活を実現しています✨

 

私は同居していないので

今はまだサポート範囲は少ないですが

 

息子と一緒に頻繁に実家に行って食事をしたり

父のマッサージをしたり

母の話し相手をしたり

 

姉にも「困ったときには直ぐ駆け付けるからね」

と頻繁に連絡を取り合って

姉の息抜きに付き合ったりしています😊

 

世の中のキーパーソンの女性の皆さんが

楽しい介護支援生活を送れるように

祈っています💗

 

 

永遠の愛に繋がって自分軸を育てるセラピスト  島津 なみ

 

 

Blog『40代女性のための恋愛トラウマ解消プログラム』

 

 

 

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